ChatGPTは看護実習の記録に使えるのか。
ChatGPTがどのレベルまで記録を書けるのか検証してみました。
はじめに
おはようございます。パッキャオです。
来月の4月から看護師6年目になります。
内科2年、精神科3年、外来(バイト)2年です。
最近、我が母校の後輩の看護実習(基礎Ⅲ)が終わりました。
そんな看護学生からどうやったら実習の記録がはやく書けるのか相談を受けました。
そういえば記録って大変だったよな。
ということで、最近マイブームのChatGPTを使ってどれくらいのクオリティの看護実習の記録が書けるのかを検証していきたいと思います。
ChatGPTで看護実習の記録を書いてもらった
ちなみにChatGPTとは、対話型AIのことで、AIとチャットで様々なやりとりができます。
例えば、宿題やリポートを書いてもらったり、大学入試まで解くことができます。
ChatGPTが書いた看護実習記録
設定は「80歳・男性・誤嚥性肺炎の患者さん、食事を再開しムセや痰あり、看護実習1日目、食事の指導について」という設定で500文字程度で実習の振り返りの記録を書いてもらいました。
看護実習の1日目は、80歳の誤嚥性肺炎の男性患者さんを担当しました。患者さんは、お食事を再開されていましたが、たまにムセがあり、黄色痰も出ていました。私たちは、患者さんの状態を把握し、食事時の指導を行いました。
まず、患者さんのバイタルサインを確認し、呼吸数や酸素飽和度などをチェックしました。その後、食事時の姿勢や、食事の量・形状、食材の選び方についての指導を行いました。患者さんには、食べやすい形状や食材を提案し、咀嚼や呼吸を意識した食べ方を促しました。また、食後の咳込みや痰の排出を促す方法についても指導を行いました。
ただし、患者さんの状態が安定していない場合は、医師や上司の指示に従い、食事を中止することも必要になる場合があります。今回の患者さんのように、ムセや痰が出る場合は、食事の量や形状を調整したり、食事を一時中止することが必要です。
今後の看護実習では、患者さんの状態を的確に把握し、適切な処置を行うことが求められます。また、同時に患者さんとのコミュニケーションや、医療チームとの協働作業にも力を入れ、より良い看護を提供することを目指します。
ChatGPTが書いた記録の評価
結論からいうと、参考にはなるが丸写しはできないレベルです。
もしChatGPTが書いた文章を、そのまま実習記録に写して提出したら、確実に自分で書いていないと先生や実習指導に指摘され、怒られるでしょう。
でも、全く使えないかというとそうでもないです。
ChatGPTが作った実習の記録を見てみると、具体性に欠けると思います。
例えば、呼吸数や酸素飽和度などバイタルサインの数値もなければ、食事時の姿勢や形態が書かれていません。当然、患者さんの情報が少ないので、書きようがないのですが。
ただし、ChatGPTが作った看護記録は具体性に欠けるが、文章の内容としては間違っていません。
だからChatGPTが作った記録に具体的な数値や内容を当てはまていけば、提出物としては十分に通用するレベルだと思います。
まずChatGPTに看護記録を書いてもらって、文章の構成を参考にする。
そして実習で得た具体的な情報を足していけば、記録時間の時間短縮になると思います。
おわりに
ChatGPTが書いた看護実習の記録は丸写しはできないけど、参考にはなります。
これは余談ですが、
看護実習で大切なことは睡眠時間を確保することだと思います。
看護学生は、疾患学習や関連図、そして看護記録に割く時間も多いです。
僕も記録に時間がかかってしまったせいで睡眠時間を減り、次の日の実習で集中力に欠けることも多かったです。
そして次の日も集中できず、、、また記録に時間がかかり寝不足になって、、、なんて負の連鎖の繰り返しに。
睡眠時間を確保するためには、記録を早く終わらせることです。
そのためにChatGPTを利用するのは一つの方法です。
試しにChatGPTを利用してみてはどうでしょうか?
最後まで見ていただいてありがとうございました。
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