おはようございます。パッキャオです。
お笑い芸人になりたい。でもどうすればいいかわからないという方へ。
元売れないお笑い芸人が説明します。お笑い芸人としての売れ方はわかりませんが、お笑い芸人のなり方です。
自己紹介
まず自己紹介。
高校の同級生とコンビを結成。その後、吉本NSC25期として入学するも、3か月で学校を去る。吉本の若手ライブでプレステージという当時はbaseよしもとの登竜門的なライブがあり、4年間挑戦するも一度も笑いをとることなく解散する。
そして全く無名のまま、東京に進出。某弱小プロダクションのライブハウスのボランティアを経てプロダクション所属。ボランティア芸人と呼ばれる。そのままコンビ結成と解散を繰り返しピン芸人として活動するも、何の結果を残すこともなく30歳でお笑い芸人を引退する。
チョコボール高橋
NSC時代はジャルジャルと同期で同じクラスでした。
チョコボール高橋ではないけど、ジャルジャル後藤のエピソードトークには身に覚えがあるので、チョコボール高橋は僕ということにしておきます。


お笑い芸人になるには
さて本題です。
まずお笑い芸人とはいったい何でしょうか。人によって解釈が違うと思いますが。
お笑い芸人とは
多くの人は、芸を披露し笑いをとる人のことと思っているでしょう。僕もそうです。だから漫才でもコントでもパクリでも何でもいいので、人前でネタを披露し笑いをとろうとすればお笑い芸人です。
お笑い芸人になるためにお笑いの学校に行く必要もなければ、事務所に所属する必要はありません。
お笑い芸人で収入を得る
お笑い芸人で収入を得る。これがとても難しいです。特にお笑い芸人だけの収入で生活していくとなるとかなり難しくなってきます。僕もこれができなくて諦めました。
売れている芸人は一握り
吉本に入ってM-1で優勝してTVの冠番組をもつ。こんな売れ方をすることが、ほとんどの芸人の理想の形だと思います。
でもこんな芸人になれる人は、本当に一握りの人だけです。ダウンタウン、ナインティナイン、今でいうと霜降り明星などですね。ほとんどの芸人は僕のように夢半ばで諦めてしまいます。
諦めた芸人の末路
僕は30歳までお笑い芸人をしていました。そこから看護学校にいくために勉強し、看護師の資格をとって、今は看護師として働いています。そしてまたお笑いがしたくなったので、たまにお笑いライブにも出ています。
末路とつけましたが、夢半ばに挫折しても残念な人生ではありません。それからの人生も楽しんでいます。
夢半ばの後悔は
お笑い芸人をしていたことに後悔はないです。むしろお笑い芸人をしていなかった人生の方が、後悔は残ると思います。
人は行動した時の後悔より、行動しなかった時の後悔の方が大きいです。
とりあえず行動しよう
僕には何の才能もないです。でも行動力がありました。
だからお笑い芸人にもなったし、看護師にもなりました。芸人になるという夢は叶いました。なぜ夢が叶ったのか。それは行動をしたからです。大事なのは行動です。行動しないと何の夢も叶いません。
何をすればいいのか
もしお笑い芸人を目指しているのであれば、まずはアマチュアでもお金さえ払えば出演できるお笑いライブに出るべきだと思います。いわゆる地下ライブです。
お笑いの学校に行ったり会社を辞める必要はないです。とりあえず相方も必要ないでしょう。
1人でネタを考え練習しお笑いライブに出てみる。お笑いライブに出演した時点で、あなたは立派なお笑い芸人になります。
それから相方を探すなりお笑いの学校に行くなりすればいいと思います。
どこの芸能事務所がいいのか
まず言っておきたいのは、面白い人であれば、どこの事務所所属だろうと売れるということです。面白いというのは、お笑いライブであれば誰よりもお客さんの笑いが取れるということ。自分だけでなく他人も認める面白い人のことです。勘違いしてほしくないのは、自分が面白いと思うことを追求するのは大切ですが、そこだけを追求していっても売れるとは結びつかないと思います。他人に面白いと認めてもらわないと売れません。面白いを決めるのは、自分でもあり他人でもあります。そこを忘れずに。
大手の事務所がいい理由
芸人の大手事務所といえば、よしもと興業でしょう。よしもと興業などの大手の事務所は環境が充実しています。例えば、出演できる劇場が多いので舞台の経験値を稼ぎやすいです。またファンもつきやすいので、お客さんも自然と多くなります。また周りに面白いライバルがいた方が刺激が多いので自分も成長しやすいです。またTVを見ていると、賞レースで結果を残してないような芸人さんが出ていることがあります。これも大手事務所の影響力だと思います。
ただ完全実力主義なので、流れに乗れないと埋もれやすいです。ほとんどの芸人がピラミッドの上に行くことができず、下層でくすぶっています。
中小芸能事務所は
僕は小さい事務所に所属していました。芸人も15組くらい規模だったので、和気あいあいとしていました。なのでみんなで旅行に行ったり、時にはお互いにネタのダメ出しをしたり、事務所の芸人同士での団結力はあったと思います。
でも小さい事務所だと慣れ合いになりやすいです。そして事務所ライブで1番になったところで意味がないです。結局、賞レースや番組オーディションを勝たないといけません。
大阪で活動するなら
大阪の大手であればよしもと興業か松竹芸能。中小はケーエープロダクションやスパンキープロダクションなどがあります。お笑い養成所もありますが、養成所のお金も安くはないので、まずはお笑いライブに出演してみてはどうでしょうか。コメディスタジアムやキタイ花んなど出演者を募集されています。
東京で活動するなら
東京も大手はよしもとです。中小はたくさんありますが、おすすめはサンミュージックプロダクションとグレープカンパニーです。サンミュージックはぺこぱ、グレープカンパニーは東京ホテイソンやティモンディなど若手芸人を発掘しています。大阪と同じになりますが、まずはアマチュアでも出演者募集されているお笑いライブに出てからでいいと思います。
まとめ
お笑い芸人になるためにはお金を貯めたり、相方を見つける必要はありません。アマチュアのライブにお金を払って出演すればいいだけです。それだけでお笑い芸人です。
そのために必要なことは、行動することです。
もしお笑い芸人になりたいけど、どうしたらいいかわからない方は、思い切ってお笑いライブに出演してみてはどうでしょうか。
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