【看護・介護】オムツ交換時の腰痛対策について

看護師

オムツ交換時の腰痛対策について個人的な意見をまとめました。

はじめに

おはようございます。パッキャオです。

看護師7年目です。

呼吸器科2年、精神科5年目です。

現在、病棟の高齢化もあり、入院患者様の半分はオムツ又は紙パンツを使用しております。

仕事の1/3はオムツ交換に時間をとられていると思います。

オムツ交換をしていて、最近、腰が痛くなってきました。

オムツ交換の時の姿勢ってどうしても、腰に負担がかかる姿勢になりがちです。

そこで、おむつ交換時の腰痛対策についてまとめようと思い、ブログの記事にしました。

オムツ交換時の腰痛対策

オムツ交換時の腰痛対策については、教科書なりインターネットを一通り見ました。

病院によると思いますが、実際に自分の経験でいうと、教科書的な感じでオムツ交換をやっていないことが多いです。

例えば、ベッドの高さを腰に合わせるとか。

ベッドの高さを調整する時間がとられるし、自動タイプならまだしも、手動でハンドルをクルクル回して高さを合わせるタイプのベッドだと面倒です。

なので僕の経験上、これは臨床で使えると思う腰痛対策についてあげてみました。

コルセット

結論は、コルセットをするが一番腰痛予防におすすめです。

ネットとかで売っているこういうやつです。

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結局、コルセットが一番腰痛対策で効果がありました。

コルセットをつけることを面倒だと思わず、必ずした方がいいです。

筋トレのトレーニングベルトでも構いません。

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オムツ交換の前にコルセットをして、オムツ交換が終われば、コルセットを外します。

他の業務の時はベルトを外せば、ベルトの窮屈感はないです。

ちなみに100円均一で腰痛ベルトを買いましたが、あれは意味がなかったです。

最低でも2000円以上はするコルセットを購入しましょう。

ベッドサイドの足側からオムツ交換する

ベッドサイドの患者さんの真横からオムツ交換をすると、腰をねじるような動作につながり、腰に負担がかかります。

なるべく、ねじる動作を防ぐには、患者さんの足側に自分の体を置き、足側からオムツ交換をするようにした方が腰への負担は少ないです。

真横からに比べ、ねじる動きが小さくなります。

ベッドに片膝を置く

足側からオムツ交換を楽にするには、片膝をベッドに乗せることです。

患者さんの足側のベッドの上に自分の片膝をつきます。

もう片方の足を広くとり、支持基底面を広げることで安定します。

そして体のおへそを患者さんに近づけます。

重心を患者さんに近づけることで、力が伝わりやすくなります。

そうすることで腰への負担を最小限にすることができます。

チン巻きなどはすぐ巻けるように用意しておく

前もってチン巻きは、被せるだけの状態に用意しておきましょう。

あとは

腰のことを考えると、2人以上でやった方がいいです。

特に介護抵抗がある患者さんは、複数人でやりましょう。

患者さんが協力できるなら、腰をあげるなど、協力してもらいましょう。

患者さんへの説明も大事です。

認知症など理解力が低下している患者さんには、わかりやすく説明しましょう。

患者さんによっては、「腰を上げて」とか「足を上げて」とか「左向いて」とか言い方によって伝わったり、伝わらなかったりするので、その患者さんに合わせた声かけをしていきましょう。

もちろん、ベッドの高さを腰に合わせることも大切ですので、できるだけ腰に負担のないようにしておきましょう。

ゆっくりとする

時間があればの話ですが、焦らずゆっくりとオムツ交換をしましょう。

力まずにゆっくりとすることも腰への負担が軽減します。

おわりに

おすすめは、コルセットをつけるでした。

みなさん、どうだったでしょうか?

自宅または、施設、病院で介護、看護してる方にオムツ交換の実際について、聞いてみたいなと思いました。

コメントまたは、お問い合わせより、オムツ交換の腰痛対策について教えてください。

パッキャオ
パッキャオ

最後まで見ていただいてありがとうございました。

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